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チェルシーのモラタ獲得にセビージャが名乗り「本人が加入を望んでいる」

 チェルシーのスペイン代表FWアルバロ・モラタにはセビージャ移籍の可能性が浮上しているようだ。現地時間4日、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』がこれを伝えている。

 2017年夏にレアル・マドリードから移籍金8000万ユーロ(約103億円)でチェルシーへ加入したモラタであるが、今季はここまでリーグ戦で11試合の先発出場にとどまっている。また昨年12月には4試合連続でベンチ外となるなど、満足した出場機会が得られていない。

 同選手には以前からユベントスやミランなど複数クラブが関心を寄せているが、ここに来てスペインへの出戻りの可能性が出てきている模様。セビージャのホアキン・カパロスSD(スポーツディレクター)は4日、モラタに関する質問に対して「大いに可能性はあるし、我々は動いている」と語っている。

 また同SDは「我々にとって最も重要なことは彼自身がセビージャへの加入を望んでいることだ」とコメントを残しており、モラタが移籍を望んでいることも認めている。

 2016年夏にユベントスからマドリードに復帰して以降、自身のパフォーマンスで伸び悩んでいるモラタであるが、再び母国に戻ることによって復調のきっかけを作りたいと考えているのかもしれない。