プレミアリーグ アーセナル

アーセナル指揮官が「10」番の放出を否定。英リーグ杯トッテナム戦でメンバー外も

 アーセナルのウナイ・エメリ監督は元ドイツ代表MFメスト・エジルの未来がクラブとともにあると語っているようだ。現地時間21日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。

 エジルの去就を巡っては、攻撃面における創造性を最大の武器としている同選手の考えに対してエメリ監督の求める役割がフィットしていないことが大きな問題となっていると取りざたされている。

 また同選手は12月における公式戦でわずか2試合の出場にとどまっており、今週なかばに行われたカラバオカップ(イングランドリーグカップ)準々決勝・トッテナム戦でメンバー外となっており、試合後にエメリ監督が同選手に対するメンバー外について「戦術的な決定」とのみ説明していた。

 インテルへの今冬移籍の可能性が伝えられている中、同監督は22日に行われるプレミアリーグ第18節・バーンリー戦の前日記者会見に出席。エジルの今後についてアーセナルとともにあるかという質問に対して「そうだ」と答えている。

 さらにエメリ監督は「どの選手も我々を助けるために、そして我々にクオリティをもたらすために適切なメンタリティを持ってほしいと私は思っている。我々にはメスト・エジルが必要だ」と語っていることから、同選手がメンタル面で多少の問題を抱えていたことを示唆している。

 今季から「10」番を背負い、リーグ戦での快進撃に大きく貢献しているエジルであるが、果たして今節のバーンリー戦では先発起用されるのだろうか。