プレミアリーグ アーセナル

サッカー界の“エニグマ”エジル。アーセナルが抱えるジレンマの3つの解決策

サッカー界で最も複雑な問題の1つとなりつつある、メスト・エジルのアーセナルでの起用法。間違いなく世界最高峰のタレントではあるが、彼の性格やウナイ・エメリが求めるスタイルなどにより、彼はアーセナルでスタートから試合に出ることができていない。今回は、そんなサッカー界最大のエニグマになりつつあるエジルの起用法について3つの解決策をご紹介する。


必要な時にだけ起用

彼の才能、実績に疑いの余地はない。チームにいれば必ず役に立つ時が来るだろう。他の選手にはない創造性やテクニックがあるのだから、必要に応じて彼を起用すればいいのだ。素早いプレスを多用し、オープンな展開が予想される相手に対しては起用せず、しっかりと引いて守ってくる相手に対して起用すればいい。局面が硬直したときに、それを打開できるだけのアイデアと技術を彼は持っている。


売却

根本的に解決してしまうことも1つの手だ。使いどころがないのであれば売却すればいい。ただ、それにはエメリやクラブ関係者がエジルがいなくても最善の状態を現メンバー、もしくは今冬の新戦力で保てるということを証明しなければいけない。エジルの売却は補強資金の確保にもつながる。多くのクラブがエジルの獲得に興味を示していると報じられている内に売却するのが吉だろう。


エメリが自身の哲学をエジルに合わせる

スター選手とは往々にしてチームの骨格となっていることが多い。彼らが負傷や移籍などでチームを離れれば、チーム全体の歯車が狂ってしまうことも珍しくない。クリスティアーノ・ロナウドが去ったレアルマドリードを見ればよく分かるだろう。エジルはC・ロナウドほど優れた選手ではないかもしれないが、過去にはシーズン19アシストを記録するなど、チームの中心になれることを証明している。エジルを活かそうと考えるならば、彼のスタイルに一部分でも合わせてあげることが必要だろう。


名前:菊池大将
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好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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