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J1参入プレーオフで問題に… チケット不正転売を禁止する法律が来年6月より施行

 サッカーJリーグなどスポーツをはじめとする様々なイベントにおいて不正転売を禁止する法律が参議院本会議で成立し、来年6月より施行されることが決まっている。

 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックをにらむ形で成立したこの法律では、これまでの多くの都道府県や自治体で禁止されてきたダフ屋行為に加え、ネット上で販売価格よりも高値で転売することや明らかに転売目的と分かるようなチケットの譲渡が新たに禁止される。

 またこの法律に違反した場合には罰金や懲役刑が科されることとなっており、これまでスポーツイベントなどで主催者の悩みの種となっていた転売を一掃することが期待できるものとなっているようだ。

 Jリーグでは8日に行われるJ1参入プレーオフ決定戦・ジュビロ磐田対東京ヴェルディのチケットを巡り、今週初めにネットオークションで多くのチケットが不正転売されていることが判明。ジュビロ磐田が公式サイトを通じて、売却側のみならず購入側に対しても判明次第厳正な処分を下すことを発表している。