
現在、リバプールとともにプレミアリーグで無敗を維持しているマンチェスター・シティ。11勝2敗という成績もさることながら、40得点5失点という圧倒的な攻守のバランスの良さは、彼らのスカッドがいかに優れているかということの1つの指標になるだろう。今回は、そんな国内最強のシティが世界最強となるための補強候補をご紹介する。

ユリアン・バイグル
クラブ:ボルシア・ドルトムント
今シーズン、ブンデスリーガで首位をひた走るドルトムント。シティと同じくリーグ戦で無敗を誇り、盟主バイエルン・ミュンヘンに勝ち点差9をつけている。そんな彼らを中盤から支えているのがバイグルだ。
守備的な能力をしっかりと備えながら、高いパスの精度でチームをコントロール。ピッチを駆け回り、様々な局面で中心選手としてプレーできるためフェルナンジーニョの後釜として最適な選手といえるだろう。

イスコ
クラブ:レアル・マドリード
7億ユーロ(約910億円)というとんでもない金額の契約解除金が設定されているイスコ。レアル・マドリードがいかに彼の流出を望んでいないかということがわかる。ただ、現在のマドリードのリーグ戦での立場を考えると、彼が移籍に傾いてもおかしくないだろう。満額を支払う必要が必ずしもない契約解除金だが、イスコクラスの選手の移籍金を支払えるクラブは多くない。ただ、シティにはそれができる資金力がある。
ジョゼップ・グアルディオラ監督はイスコがマラガに所属していたころから、彼に興味を持っていた。おそらくレーダーの中に彼の存在は少なからずあるだろう。イスコの加入はシティに新たな深みと選択肢を提供するはずだ。

フレンキー・デ・ヨング
クラブ:アヤックス・アムステルダム
アヤックスが輩出した中で、最もポテンシャルの高い選手として評価されているのがフレンキー・デ・ヨングだ。ピッチを縦横無尽に駆け回り決定的な仕事を行う21歳にはパリ・サンジェルマンやバルセロナといったクラブも関心を示している。
報道によれば、シティも彼の獲得レースに参戦することが濃厚なようだ。彼のパスとプレーメーカーとしての働きは21歳とは思えないレベルだ。シティが若手MFの中で最も評価されているデ・ヨングの獲得に成功すれば、チームのポテンシャルは計り知れないものとなるだろう。
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