MLS セリエA

イブラのミラン電撃復帰へ“障壁”が。契約期間巡り両者に隔たり

 アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチのミラン復帰の可能性について、どうやら契約期間を巡って両者の意向に食い違いが生じているようだ。現地時間4日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』をはじめ複数の主要メディアが報じている。

 今年12月末でクラブとの契約が満了を迎えるイブラヒモビッチの去就を巡っては、10月上旬からミラン電撃復帰の可能性が伝えられていたものの、代理人を務めるミノ・ライオラ氏がこれを否定したことにより、一時は収束に向かっていた。

 ところがロサンゼルス・ギャラクシーが先週末に行われたリーグ戦における今季最終戦で黒星を喫したことによりプレーオフ進出を逃しシーズンを終えたことをきっかけに、再びミラン移籍の可能性が取りざたされている。

 現在水面下で選手サイドとミラン首脳陣が交渉を重ねているものとみられるが、契約期間についてミラン側は今季終了後までの半年に延長オプションを付帯する形で提示する構えを示している模様。しかしこれに対してイブラヒモビッチは1年半に渡る長期契約を望んでいるようだ。

 以前から欧州復帰を熱望していると伝えられているイブラヒモビッチであるが、今後はこの契約期間において両者が合意点を探ることができるかどうかに焦点が当たるだろう。