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険悪すぎる選手と監督5選。関係修復は不可能?

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督とポール・ポグバの関係性が破綻していると報じられ、練習中の2人のやり取りは世界中に衝撃を与えた。そこで今回は、お互いを憎しみあった5組の監督と選手をご紹介する。


グアルディオラ&イブラヒモビッチ

インタビューや自伝の中で度々ジョゼップ・グアルディオラへの批判を繰り広げたのがズラタン・イブラヒモビッチだ。リオネル・メッシを中心とするフットボールに異議唱えたことで、ベンチに追いやられたと主張している。過去には「出会ってきた中で最悪ではないが、最も幼稚なコーチ」と辛辣に言い放ったこともある。


ドメネク&アネルカ

フランス代表でのレイモン・ドメネクと二コラ・アネルカの関係性は破綻していた。2010年のワールドカップでフランス代表がメキシコ代表に敗れた際には、アネルカはドメネクに対して「くそ野郎」と発言。「お前はこのクズ同然のチームと一緒にやってろ。俺はやめる」とまで口にしている。


マッカーシー&ロイ・キーン

2002年にアイルランド代表チームで起こったサイパン事件。キーンの親善試合のドタキャンに対するマスコミからの批判や、サイパンという土地のサッカーをするには暑すぎる気候はキーンをいらだたせる要因となった。その後、GKコーチであるパッキー・ボナーとの衝突により、キーンは帰国を要求。踏みとどまったのは、アレックス・ファーガソンの説得があったからだ。しかし、その後キーンが受けたインタビューで自身が所属するマンチェスター・ユナイテッドと代表チームを比較し批判を展開。これがアイルランド代表メンバー、スタッフの目に留まり、キーンと話し合いの場が持たれている。キーンは話し合いの場で激昂し、マッカーシーに暴言を吐いたことで、マッカーシーは代表チームからキーンを外すという決断を下している。


モウリーニョ&カシージャス

モウリーニョとイケル・カシージャスの確執は有名だ。カシージャスはインタビューで事の発端に関して「僕がバルセロナの選手と話したのが(モウリーニョは)気に食わなかったようだ」と明かしている。また、モウリーニョのインテル時代に守護神を務めていたジュリオ・セーザルがコンフェデレーションズカップでベストイレブンに選ばれた際の、モウリーニョからのメッセージには「交換したユニフォームを着て表彰式に臨まなければならなかったのは、君ではなくカシージャスだ。両腕の彼より、片腕の君の方がシュートを止められる」とカシージャスへの皮肉たっぷりの言葉が残されていたという。


ファーガソン&ベッカム

2003年のFAカップでアーセナルに敗れてから関係が悪化したとされているデイビッド・ベッカムとアレックス・ファーガソン。ファーガソンはピッチ外でのベッカムの行動が気に入らなかったようだ。「デビッドは私の教え子の中で唯一、有名になる事を選び、ピッチの外での知名度を上げることを目的とした選手だった」とファーガソンは語っている。ベッカムの妻で、元スパイスガールズのビクトリア夫人の影響が強いとも加えた。それでも、選手としてのベッカムにリスペクトを持っていることは強調している。


名前:菊池大将
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