元イタリア代表のFWアントニオ・カッサーノはミランに対してアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの再獲得を勧めているようだ。現地時間9日、イタリアメディア『SportMediaset』が伝えている。
先日、キャリア通算500ゴールを達成したイブラヒモビッチの去就を巡っては、10月に入ってイタリア紙『コリエーレ・デラ・セラ』が報じたことにより突如として同選手の周囲が少しずつ騒がしくなっている模様。
また同紙はミランがアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインとFWパトリック・クトローネを軸としている前線にさらなる厚みを持たせることを考慮していると伝えている。
その中、これまでのキャリアでミランでの在籍経験を持ち、今週からセリエC(イタリア3部)のビルトゥス・エンテッラのトレーニングに参加しているカッサーノがイブラヒモビッチの古巣電撃復帰の可能性に言及。
同選手は「俺がもしミランの立場だったら、すぐにでも獲得に動くだろうね」と語ると「獲得の可能性があるのならば、(ジェンナーロ・)ガットゥーゾが直接個別で彼のもとへ行くだろう」と語っている。
また今夏にユベントスから1年のレンタルで加入したイグアインについて「イグアイン? 彼はチームのためにどのようなプレーをすれば良いのか理解している。彼はゴールやアシストを含めて何でもできる」と称賛している。
37歳になっても持ち前の決定力に衰えの気配を感じさせないイブラヒモビッチではあるが、果たしてミランは水面下で同選手獲得に向けて動くことはあるのだろうか。
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