ルイス・スアレス
2014年のブラジル・ワールドカップが開幕する前にマドリードはスアレス獲得を計画していた。ゼネラルマネージャーは獲得を強く推していたが、ペレス会長はベンゼマの競争相手を連れてくることに懐疑的だった。結局、ワールドカップの対イタリア戦で同選手がキエッリーニに噛みついたことで一気に計画は白紙になった。
ダビド・デ・ヘア
近年で最も有名かつ後味の悪い結果となってしまった移籍劇がこれである。守護神のカシージャスが退団し、後釜としてデ・ヘアを常に狙っていたがことごとくユナイテッドに拒否された。一昨シーズン、現守護神のケイロル・ナバスとのトレードでの移籍が締め切り最終日に実現しそうだったが、書類の提出遅れによりまさかの破談。この前代未聞の事件の後、選手自身はクラブと契約延長を交わしている。ただ、マドリードは昨夏の移籍市場でティボー・クルトゥワの獲得に成功した。
ネイマール
2011年にネイマールはマドリード行きの為の準備をしていた。しかし、2013年にサントスが放出を認めると、バルセロナとの獲得を巡った「クラシコ」が勃発した。その結果、ネイマールはバルセロナ行きを選んだ。実は、2006年にマドリードで2週間ほどトレーニングを行ったことがあったが、当時クラブは同選手に6万ユーロ(約786万円)を支払うことを拒んでしまったという過去がある。
エデン・アザール
今夏にレアル・マドリードへの移籍の可能性が伝えられたアザール。しかし、移籍金で折り合いがつかず、実現には至らなかった。アザールの代理人でもある父親は「もしジダンが指揮官を続けていたら違った形になっていたかもしれない。ただ息子にはチェルシーを去る理由があった。何が起こっていたのかは私の口から話すことができない」とコメント。移籍が実現しなかった理由は他にあるのかもしれない。
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