セリエA ナポリ

ナポリ、サッリからアンチェロッティ体制への移行で起用法が様変わり

 ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督が今シーズンここまでの公式戦で数多くの選手を先発メンバーとしてピッチに送り出していることがイタリア国内で話題になっているようだ。現地時間7日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ナポリは昨季、現在チェルシーを率いているマウリツィオ・サッリ監督のもとである程度先発メンバーを固定されていた。しかしミラン、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンなど多くのビッグクラブを率いてきた経験を持つアンチェロッティ監督のもとでは状況が異なっている。

 同監督はこれまでの公式戦10試合全てで異なる先発メンバーを組んでおり、21選手を先発起用している。また現地時間7日に行われたセリエA第8節・サッスオーロ戦では昨季出場機会に恵まれていなかったアルジェリア代表FWアダム・ウナスを2トップの一角で起用し、周囲はこの采配を驚きを持って伝えていた。

 なおナポリは現在勝ち点18の2位に位置しており、公式戦10連勝を飾っている首位ユベントスと6ポイント離されている。スクデットとビッグイヤーを狙うアンチェロッティ監督の今後の采配にも注目したいところだ。