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8季ぶりのハンブルクダービーで酒井高徳、伊藤達哉、宮市亮の日本人対決は?

 日本代表DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSVとFW宮市亮が所属するザンクトパウリが対戦する「ハンブルクダービー」が現地時間30日、8シーズンぶりに行われた。

 この重要な一戦で酒井は右サイドバックのポジションで先発出場を果たし、伊藤と宮市はベンチからのスタートとなった。試合は序盤からハンブルガーSVがポゼッションを握る展開となると、39分には右サイドから酒井があげたクロスにFWヤン=フィーテ・アルプが頭で合わせるもゴールには至らない。

 スコアレスドロー(0-0)で折り返した後半には先制点を奪うべく、53分に伊藤がピッチに送り込まれる。その伊藤は60分に相手ディフェンダーとの激しい接触でエキサイトするなど、ダービーらしく両者の意地のぶつかり合いが随所に見られた。

 80分には伊藤のドリブル突破からセンターに切れ込みペナルティーエリア内にパスを送ったものの、ゴールにはつながらない。結局、試合は両者一歩も譲らずスコアレスドローで終了。この結果、ハンブルガーSVは4勝2分2敗、勝ち点14の3位に、そしてザンクトパウリは4勝1分3敗、勝ち点13の6位としている。なお、前節で復帰後初ゴールをマークしていた宮市に出場機会は訪れなかった。