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元インテル会長トヒル、イングランド3部クラブの経営参入へ

 元インテル会長のエリック・トヒル氏はどうやらフットボールリーグ1(イングランド3部)のオックスフォード・ユナイテッドの経営権を握るようだ。現地時間23日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。

 オックスフォード・ユナイテッドは現在、リーグ戦9試合を終え1勝2分6敗の勝ち点4の23位に低迷しており、クラブの立て直しが緊急案件となっている。その中、トヒル氏は同クラブの株式の過半数の取得間近に迫っており、近いうちに経営権を握ることとなるものとみられる。

 またトヒル氏は同時に現在保有しているインテルの株式の31%を中国資本である蘇寧グループに売却するものとみられ、イタリアメディア『Calciomercato.com』が報じるところによると取引は10月末にも完了するようだ。

 なおインドネシアの実業家であるトヒル氏は2013年からインテルの筆頭株主となり、クラブ運営の実権を握っていたものの中国資本の参入もあり2017年夏に会長辞任を表明していた。