Jリーグ 鹿島アントラーズ

7月のJリーグ月間MVPに鹿島の鈴木優磨と松本山雅の守田達弥が選出

 公益社団法人日本プロサッカーリーグは7月の「明治安田生命Jリーグ・月間MVP」が鹿島アントラーズのFW鈴木優磨と松本山雅FCのGK守田達弥に決定したことを9日午後に公式発表している。

 鈴木は7月のJ1リーグ4試合で3ゴール2アシストと数字上で結果を残すなど鮮烈なパフォーマンスを披露。チームも2勝2分と上昇傾向にある。一方、守田は7月に行われたJ2リーグ5試合全てに先発出場すると4試合でクリーンシートを達成し、4勝1分で首位浮上に大きく貢献している。

 今回の月間MVP受賞について鈴木は「自分にとって初めてのJ1月間MVPを受賞することができ、とても嬉しく思います。 中断期間中のトレーニングのおかげで、今は色々な選手が攻撃に絡み、チームとして得点を奪う形を数多く作るこ とができています。 今回の受賞と自分のゴールはチームメイトあってこそなので、みんなに感謝したいです。 これからもアントラーズの勝利に貢献できるプレーを続けていけるよう、全力で頑張ります! 」と語っている。

 また守田は「7月のMVPに選ばれてとても光栄です。 この賞は、チームメイトはもちろんですが、ホームもアウェイもスタジアムで熱く応援してくれるサポーターの皆さんと 一緒に獲れたものだと思います。特にゲーム終盤のセットプレーでの守備のときには、サポーターの大きな声援は 本当に後押しになりますし、選手たちは「やるぞ!」という気持ちになっています。 評価していただいたプレーをしっかりと継続して、J1昇格に向けて気を緩めずにやっていきたいと思います。 引き続き応援よろしくお願いいたします」と公益社団法人日本プロサッカーリーグを通じてコメントを発表している。

 FW金崎夢生のサガン鳥栖移籍に伴い今後も主力として結果が求められる鈴木、そして混戦模様にあるJ2リーグのタイトル争いから一歩抜け出しつつある松本山雅を後方から支える守田のパフォーマンスから目が離せない。