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PSG新指揮官トゥヘル、カバーニのイタリア復帰の可能性について…

 パリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督はウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの今夏ナポリ移籍の可能性を完全否定しているようだ。30日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 カバーニの去就を巡っては、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が2012/13シーズンまで在籍していた同選手の復帰を示唆するコメントを残していることから、古巣帰還の可能性が取り沙汰されている。

 この去就報道に対してトゥヘル監督は「私の最も強烈な願望は彼がここに留まることだ。私は彼の去就について何も話を聞いていないので、残留すると思う」とシンガポールで現地時間30日夜に行われたインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)・アトレティコ・マドリード戦後にインタビューで語っている。

 また同監督は「数日前に彼と電話で話をしたが、その時はクラブを離れることを望んでいるような様子はなかった。私にとって彼は昨季までと同様に重要な選手である」とコメント。同選手の今夏PSG残留が既定路線であることを強調しているようだ。

 なお今夏にユベントスへポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを放出したレアル・マドリードも同選手の後釜としてカバーニの獲得を狙っていると伝えられているものの、PSGが放出に応じる可能性は極めて低いと考えて良いかもしれない。