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W杯でブレイクしたバロンドール候補も。21歳以下の市場価値ベスト10

連日のようにフットボールファンの視線を釘付けにしている今夏の移籍市場では、次々とビッグディールが成立している。またワールドカップ・ロシア大会ではキリアン・ムバッペの活躍が多くのメディアで大々的に取り上げられ、将来のバロンドール受賞の可能性が伝えられている。そこで今回は市場価値の高い21歳以下の有望株を10人紹介する。


9位タイ:ジャンルイジ・ドンナルンマ

市場価値:4000万ユーロ(約52億円)
所属クラブ:ACミラン
19歳
ポジション:GK

あのミノ・ライオラ氏の顧客であるドンナルンマは、昨季終盤に自身の低調なパフォーマンスで周囲から手厳しい批判を受けている。今夏のクラブ退団も当初は噂されていたものの、どうやら買い手が見つからないようだ。


9位タイ:マタイス・デ・リフト

市場価値:4000万ユーロ(約52億円)
所属クラブ:アヤックス
18歳
ポジション:CB

多くの欧州ビッグクラブが熱視線を送るオランダ代表のデ・リフトは、将来を嘱望(しょくぼう)されているセンターバックとして、アヤックスからの移籍先がどこになるのか興味が冷めることは無いだろう。


5位タイ:クリスチャン・プリシッチ

市場価値:4500万ユーロ(約59億円)
所属クラブ:ボルシア・ドルトムント
19歳
ポジション:WG

サイドからの突破力を絶対的な武器としているプリシッチはドルトムントに不可欠な存在であるものの、リバプールのユルゲン・クロップ監督が再会を望んでいるという報道が再三出回っている。


5位タイ:マルコム

市場価値:4500万ユーロ(約59億円)
所属クラブ:ボルドー
21歳
ポジション:WG

このボルドーの新星を巡っては、現在インテルやローマなどセリエAの複数クラブが争奪戦を繰り広げているものの、アリソンを高額の移籍金で売却したローマがこの獲得レースを制する可能性が高まっている。


5位タイ:フェデリコ・キエーザ

市場価値:4500万ユーロ(約59億円)
所属クラブ:フィオレンティーナ
20歳
ポジション:WG

父親のエンリコ・キエーザの遺伝子を引き継ぎフィレンツェで躍動するキエーザは、度々インテルやユベントスをはじめとする国内強豪クラブへの移籍が噂されているものの、本人はあくまでもフィオレンティーナでのプレーを望んでいると伝えられている。


5位タイ:レオン・ベイリー

市場価値:4500万ユーロ(約59億円)
所属クラブ:バイヤー・レバークーゼン
20歳
ポジション:WG

レバークーゼンで突如として現れたこの新鋭ウインガーは、代理人を務めている父親がジャマイカにルーツを持っており、将来的な代表選択で本人がドイツ代表入りを望んでいるのに対して、父親はジャマイカ代表としてプレーしてほしいと口にしている。


4位:マーカス・ラッシュフォード

市場価値:6500万ユーロ(約85億円)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
20歳
ポジション:CF

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身であるラッシュフォードは、昨季の前線における熾烈(しれつ)なポジション争いの中でもコンスタントな出場機会を確保していた。


2位タイ:ウスマン・デンベレ

市場価値:8000万ユーロ(約104億円)
所属クラブ:バルセロナ
21歳
ポジション:WG

昨夏に1億500万ユーロ(約136億円)という巨額の移籍金でバルセロナに加入したデンベレだったが、負傷離脱もあり本来のパフォーマンスを発揮できず、サポーターからは批判の的にされていた。


2位タイ:ガブリエル・ジェズス

市場価値:8000万ユーロ(約104億円)
所属クラブ:マンチェスター・シティ
21歳
ポジション:CF

ワールドカップ・ロシア大会でブラジル代表としてプレーしたジェズスだったが、バルセロナのFWフィリペ・コウチーニョほどの好パフォーマンスを披露することができず、ノーゴールに終わっている。


1位:キリアン・ムバッペ

市場価値:1億5000万ユーロ(約196億円)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
19歳
ポジション:WG

フランス代表をロシアW杯優勝に導いたムバッペは、W杯での活躍ぶりから10代初となるバロンドール受賞を期待する声が周囲から挙がっている。また今大会では最優秀若手選手に選出されている。