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W杯グループステージ敗退の韓国、協会が国内の新監督報道過熱に警告

 韓国サッカー協会(KFA)は韓国の国内メディアに対して、新監督を推測することは同国代表指揮官の選定に影響を与えると警告したようだ。9日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。

 韓国の国内メディアは、KFAが現監督のシン・テヨン監督の後任に、2014年のブラジルW杯でオランダ代表を指揮し、ベスト4進出を果たしたルイ・ファン・ハール氏や、上海上港で昨年指揮を執っていたアンドレ・ビラス・ボアス氏、2002年の日韓W杯でブラジル代表を優勝に導いたルイス・フェリペ・スコラーリ氏などの招へいを模索していると報道。

 これに対してKFAはファンの混乱を招くだけでなく、実際の監督との交渉の際に悪いイメージを与えかねないと警告した。そしてKFAは新監督の決定まで声明を控えるとして、メディアに対しても海外からの噂による報道を控えるように求めた。

 KFAのキム・パンゴン技術委員長は「私たちはシン・テヨン監督の続投も考えている。新監督を発表するまでに他の候補者たちと会談し、彼と比較するだろう」とドイツ代表から金星を奪ったシン・テヨン監督にも一定の評価を与えた。

 なお韓国代表は、アジアカップに向けた親善試合を予定している9月までに新監督の決定を望んでいるようだ。