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PSGのディ・マリア、かつての恩師と再会へ?ナポリが獲得に興味

 ナポリは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアの獲得に興味を持っているようだ。9日にイタリア『メディアセット』が報じた。

 2014年夏に、レアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したディ・マリアだったが、イングランドでの生活に馴染めなかった上に実力も十分に発揮することができず、翌年にPSGへと移籍した。すると、かつてのような輝きを取り戻し、同クラブに欠かせない存在になった。

 しかし、昨夏に状況は一変した。PSGは、巨額の資金を投入してブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・エムバペを獲得。ポジションが重なってしまったディ・マリアは、出場機会が従来通り得ることが難しくなった。

 そんな同選手に対して、ナポリが興味を示しているようだ。同クラブは、今夏カルロ・アンチェロッティ氏を新監督として招へいした。同監督はかつてレアル・マドリードで指揮していた際に、ディ・マリアを指導した経験を持っていることもあって、今夏の優先補強ターゲットに据えているという。

 ナポリはディ・マリアに対して年俸450万ユーロ(約6億円)の3年契約を提示しているという。同選手はPSGとの契約が今季限りとなっているが、果たしてイタリアの恩師の元へ旅立つのだろうか。注目が集まる。