代表チーム ロシア代表

【TRIBE RATINGS】ロシア対クロアチア:ロシア編 W杯準々決勝

大会:ロシアワールドカップ
カード:ロシア対クロアチア
対象チーム:ロシア
スコア:2-2(PK3-4)
担当者:ペペ土屋( @PPDOLPHINS
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。


イゴール・アキンフェエフ

採点:7.0

2失点とも彼にはほぼノーチャンスと言っていい。強いて言えば1失点目のポジショニングだろうか。それ以外の場面ではミスもなく、安定したゴールキーピングだった。そしてPK戦では1本をセーブし、もう少しでもう1本セーブするところまで迫った。


マリオ・フェルナンデス

採点:7.5

走力に優れた右サイドバックは、前半はサメドフの後ろを駆け上がり、後半はスモロフをサポートしながらクロスボールなどでチャンスを演出した。ピヤニッチとレビッチに走り負ける場面はなかった。そして値千金の同点弾を延長後半に突き刺した。残念ながらPKを失敗。


イリヤ・クテポフ

採点:6.0

シュートブロックを複数回記録し、マンジュキッチとのマッチアップにも身体を張って対応した。しかし、失点シーンでは彼の前のスペースを使われた。


セルゲイ・イグナシェビッチ

採点:5.5

失点シーンでスライドが遅れたが、彼だけの責任にするわけにはいかない。38歳ながら驚異的なパフォーマンスを披露。セットプレーではターゲットとしてクロアチアを脅かした。しかし決定的な場面でマークを外し、2失点目を献上した。


フョードル・クドリャショフ

採点:5.5

フェルナンデスと比べるとより守備的に振る舞い、左右でバランスをとった。レビッチとブルサリコのコンビネーションで崩してくるクロアチアの攻撃に苦戦した。


ダレル・クジャエフ

採点:6.5

バーサティリティを活かして、試合の中で何度もポジションを変え、そのすべてで安定したパフォーマンスを披露した。ゾブニンよりは少し攻撃的に振る舞い、攻守の切り替えの意識が高かった。


ロマン・ゾブニン

採点:6.5

中盤の底で汗かき役を担当。粘りづよい守備でセカンドボールを拾いながら、両力なクロアチアの中盤と対等に渡り合った。延長後半まで足が止まらず、スプリントを繰り返した。


アレクサンドル・サメドフ

採点:6.0

54分までプレーし、攻撃時はマリオ・フェルナンデスとの連携から、右のニアゾーンへのスプリントを繰り返し、ストリニッチとビダのマークを難しくさせた。


アレクサンドル・ゴロビン

採点:6.5

この試合でも圧倒的なスプリント力で、相手センターバックに圧力をかけ続けた。先制点の場面ではロングボールをうまく収めて、キッカケを作った。しかし、自分自身がゴールに迫るシーンが少なすぎた。


デニス・チェリシェフ

採点:7.0

美しい先制点をゲット。ワンタッチで得意の左足でシュートを打てる場所に置く確かな技術と、前に相手がいながらそのままシュートを打つアイディアで違いを創った。プレスバックでも守備に貢献。


アルテム・ジューバ

採点:6.5

空中戦で圧倒的な強さを見せ、交代するまで攻撃の基点になり続けた。守備面でもパスコースを切りながらプレスをかける、巧みなポジショニングで貢献した。


フョードル・スモロフ

採点:6.0

右のウィングで後半途中から出場し、タメを作ってフェルナンデスの攻め上がりを誘発した。ジューバが交代してからはセンターフォワードとしてプレーし、裏への抜け出しで攻撃に深みをもたらした。PK戦では1人として失敗してしまった。


アレクサンドル・エロヒン

採点:6.0

左サイドで出場し、高さを生かしたクロスボールへの飛び込みでチャンスに絡んだ。テンションの高い試合にスムーズに入り、守備面でも自分の役割をしっかりとこなした。


ユーリ・ガジンスキー

採点:6.0

運動量豊富な中盤選手は、低い位置でディフェンスのカバーリングをしながら、ビルドアップのパス出し役も務めた。しかし相手の食いつきすぎてはがされる場面も。


アラン・ジャゴエフ

採点:6.5

延長戦から出場し、同点弾となるフェルナンデスのヘディングをアシスト。開幕戦の怪我から復帰し、大仕事をやってのけた。