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コロンビア対イングランド戦のやり直しを求めて30万人が署名。その理由とは?

 コロンビアで4日に行われたロシアワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、コロンビア対イングランドのやり直し求める署名活動が起こっているようだ。6日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。

 やり直しを求める声が集まっている試合は前半をスコアレスで折り返し、迎えた後半53分にカルロス・サンチェスがエリア内でハリー・ケインを倒しイングランドにPKが与えられた。これに対してコロンビアの法学生フアン・ディエゴ・ガルシア・ムニョスさんは判定が不当だと訴えている。

 ムニョスさんは「マーク・ガイガー主審の不十分なジャッジで生まれた存在しないPKで、ケインはイングランドにリードをもたらした」と主張。試合のやり直しを求める署名活動を行っている。また、ムニョスさんは、カルロス・バッカがインターセプトしシュートを決めたが、ボールがピッチ内に2つあったとしてやり直しとなったアシュリー・ヤングのスローインにも言及。バッカがゴールを挙げていただろうと主張している。

 判定に納得のいかないムニョスさんはテレビのリプレイ映像で確実にスローインの際には2つのボールがピッチにはなかったと主張。署名活動は国内で多くの賛同者を集め、28万5470名の署名が集まっているという。