
クロアチア戦を観戦するアルゼンチン代表サポーター 写真提供:GettyImages
日本時間22日未明に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ第2戦のアルゼンチン対クロアチアでフットボールファンを悲しませる“事件”が起こったようだ。23日、アルゼンチンメディア『La Nacion』が伝えている。
この一戦ではクロアチアがアルゼンチンを3-0で撃破し、見事グループステージ突破を決めているが、試合が行われたニジニ・ノヴゴロド・スタジアムでスタジアムの通路口で1人のクロアチアサポーターに対して複数名のアルゼンチンサポーターが集団で暴行を加えるという事件が発生。別のアルゼンチンサポーターが止めに入ったことにより、暴行を加えていたサポーターはその場を立ち去った。
その後スタジアム内の防犯カメラの映像の分析により、これらのアルゼンチンサポーターの身元が判明した模様。すでにロシア当局はこの複数名のサポーターの行方を追っているようだ。さらに国際サッカー連盟(FIFA)もこの一連の事件を非難する公式声明を出している。
ファン同士の衝突は国際大会では付き物ではあるが、この暴行事件は決して許されるものではないことは明らかである。フットボールに関わる全ての人々がこの事件の解決を願っているに違いない。
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