ワールドカップ

ロシアW杯でFIFA主催大会初の試みとなったVARの運用方法とは?

今回のワールドカップ・ロシア大会ではFIFA主催の主要国際大会において史上初となるVAR(ビデオアシスタントレフリー)が導入されており、判定の確実性が向上すると言われている。ここでは実際に試合でどのようにVARが運用されているのか簡単に解説する。


VAR使用時の主審のジェスチャー

レフリーはどの試合においてもVAR判定を行うことが可能となったが、欧州の一部のリーグ戦では「四角」のジェスチャーを選手やベンチに対して行い、VAR判定に入る。


モスクワの国際放送センター

モスクワの国際放送センターには1人のVAR主審と3人の副審が待機している。そしてこの4人以外にも対象プレーを検証するために最良なアングルを選定する4人のスタッフもこの国際放送センターにいる。


備え付けのカメラ台数は33台にも

この33台のカメラはどれも違う角度から選手のプレーが映されている。このうち8台がスローモーション、さらに4台が超スローモーションによる映像によりキャッチしている。


主審がVAR判定を行う方法は?

主審は自分自身でリプレー映像を見て判断するだけでなく、モスクワのVARチーム(国際放送センター)にコンタクトをとることにより、VAR判定を行うことが可能だ。ただ主審がVARが自らの目で判定を下すと判断した場合はピッチサイドにあるレフェリーレビューエリア(RRA)に行って映像を確認する必要がある。


主審が見ているものは?

主審はレフェリーレビューエリア(RRA)でVAR判定を行う際にもちろんリプレー映像も確認するが、モスクワのVARチーム(国際放送センター)から送られてくる画像も確認することが可能だ。


VAR映像はカラフルに

モスクワのVARチーム(国際放送センター)に備え付けられているスクリーンは赤、黄、緑と実にカラフルだ。黄色は主審がVAR判定を必要として試合が中断している段階、赤色はVARチームから主審に判定に必要な情報を送ろうとしている段階、そして緑色は主審がVARにより判定を下す段階にあることを意味している。


VAR判定時にファンが見ている映像は?

VAR判定が適用される時、フットボールファンが見ている映像は3分割される。VARの対象となった場面のリプレー映像、レフェリーレビューエリア(RRA)で映像を確認している主審の姿、そしてVAR判定時の選手やベンチを捉えた映像が流される。またVAR判定時の選手やベンチを捉えた映像はモスクワのVARチーム(国際放送センター)の様子を捉えた映像に切り替わることもある。


ファンのVAR判定結果の確認方法は

主審がVARにより判定を下した際、テレビなどを通じて映像を見ているフットボールファンは画面左下にVAR判定結果が表示されることによって確認することができる。