ニース セリエA

元“悪童”バロテッリ、アンチェロッティ就任でナポリ行き急浮上か

 ニースのイタリア代表FWマリオ・バロテッリはここに来てナポリ移籍の可能性が高まってきているようだ。24日、イタリア・ナポリの地元メディア『AreaNapoli』がこれを伝えている。

 今季終了後にクラブとの契約が切れるバロテッリに去就を巡っては、昨年12月にニースのジャン=ピエール・リベール会長が高額年俸が必要であることから契約更新が難しいことを示唆するコメントを出すなど以前から同選手の来季の所属先がどのクラブになるのかについて注目が集まる中、本人が今夏にニース退団を認めるコメントを出した上で、イタリア復帰を熱望していることを匂わせていた。

 一方ナポリは23日にローマでナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長、クリスティアーノ・ジュントーリSD(スポーツディレクター)、カルロ・アンチェロッティ氏の3人がローマで約3時間に及んで会談を行い、翌日にアンチェロッティ氏の指揮官就任と2015年夏から3シーズン率いてきたマウリツィオ・サッリ氏の退任を発表している。

 そしてナポリの公式インスタグラムは監督交代発表の直後にバロテッリのアカウントをフォロー。これにより同選手獲得の“憶測”が広まっているようだ。

 なおナポリにはバロテッリの娘が同選手の元恋人であるラファエッラ・フィーゴさんと一緒に住んでいることが知られており、これまでも複数回ナポリ移籍の噂は取りざたされたことがある。他にもフィオレンティーナやトリノなどセリエAの複数クラブが獲得に乗り出していると伝えられているが、果たして同選手の行き先はどこになるのだろうか。