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グアルディオラ、リバプールのクロップら抑え英年間最優秀監督に

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はイングランドのリーグ監督協会(LMA)の年間最優秀監督に選出された。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを報じている。

 シティはシーズン序盤から首位を独走すると、4試合を残してプレミアリーグ制覇を決定づける。そして日本時間13日晩に行われたプレミアリーグ最終節・サウサンプトン戦での勝利により、前人未到の勝ち点「100」という大台に到達。さらには1シーズン「32」勝という最多勝利記録を打ち立てるとともに、得失点差「79」(得点:106、失点:27)というプレミアリーグ史上最高記録に到達している。

 またLMAの年間最優秀監督には欧州の舞台で大躍進を遂げ2004/05シーズン以来のビッグイヤー獲得に現実味が帯びているリバプールのユルゲン・クロップ監督、プレミアリーグで予想を覆す上位争いを繰り広げたバーンリーのショーン・ダイク監督など6人がノミネートされていたが、グアルディオラ監督がこの名誉ある賞に輝いている。

 グアルディオラ監督はLMAの年間最優秀監督に選ばれたことについて「他の全ての監督はこれを受賞するに値する。彼らにとって非常に素晴らしいシーズンだった。ただ1人を選ばないといけない中で、私が選ばれた」と語り、プレミアリーグをはじめとするイギリス国内でシーズンを戦った他の指揮官に対して敬意を払っている。

 また今季、圧倒的な戦力差を誇ったシティについて「私は魅力溢れるクラブにいるし、それはまさに家族だ。このチームの組織は素晴らしいものである。バルセロナ、バイエルンに在籍していたが、自分の家であるかのように感じるよ」とコメント。チームの現状に大いなる満足感を示した。

 なおLMAの年間最優秀監督はかつてマンチェスター・ユナイテッドで長期政権を築いていたアレックス・ファーガソン氏が最多となる4度受賞しているほか、2003/04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を成し遂げたアーセン・ベンゲル監督も2度受賞している。