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リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝での対戦相手であるローマに特別な感情を抱いているようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこの点取り屋のコメントを伝えている。
サラーは2015年夏にローマに加入すると、2シーズンで34ゴールをあげる活躍を見せていた。そして昨夏にリバプールへ移籍すると今季はここまで公式戦45試合に出場し40ゴールを決め、大ブレイクを果たしている。同選手は来週に控えるローマとの対戦を前に「ローマを離れてから初めての対戦であるし、非常に感情的になるだろう。2年間に渡るローマでのプレーは本当に幸せだったし、サポーターとも素晴らしい関係にあったよ。今回ローマに戻る機会が巡ってきて非常に嬉しい」と語っており、古巣に対する深い思い入れを口にしている。
また同選手は2004/2005シーズン以来となるCL制覇への意気込みについて質問を受けると「もちろん決勝に進みたいと思っているけど、ローマにもベストを尽くしてもらいたいと願っているよ」とコメント。古巣ローマにも最高のパフォーマンスを披露してほしいという気持ちが強い一方、決勝が行われるキエフのピッチに立ちたいと思っているようだ。
なお、CL準決勝・ローマ対リバプールは1stレグが日本時間25日未明にリバプールの本拠地・アンフィールドで、そして2ndレグは日本時間5月3日未明にローマの本拠地・スタディオ・オリンピコで開催される。もちろん欧州最高峰のレベルで繰り広げられる試合自体も重要であるが、ローマサポーターのサラーに対するリアクションにも注目が集まるだろう。
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