Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜F・マリノス、浦和レッズを下して待望の今季リーグ戦初勝利。両チーム攻撃的な戦いで好試合演じる

 明治安田生命J1リーグ第4節浦和レッズ対横浜F・マリノスが18日に埼玉スタジアム2002で行われた。

 前半は両チーム全く互角の戦い。マリノス前半最大の決定機は33分、扇原のロングパスからユン・イルロクが頭で落とし、ウーゴ・ヴィエイラがGKと1対1でシュート。しかし、西川の好セーブでチャンスを逸する。一方の浦和は、菊池大介のクロスボールから武藤雄樹がフリーでヘディング。しかし、これは飯倉大樹がセーブした。

 低い位置からボールを繋ぐマリノスに対し、レッズは前線からプレッシング。プレスをかい潜ればマリノスのチャンス、奪わればピンチという緊迫の展開が続いた。レッズはマリノスのハイラインの裏を狙うボールで何度となくチャンスメイクするも、前半だけでオフサイドに6回かかり、好機を逸した。

 後半に入っても緊迫の展開。57分、フリーキックからのこぼれ球をウーゴ・ヴィエイラがシュート。これをGK西川がまたもビックセーブ。59分にもコーナーキックから再びウーゴ・ヴィエイラが近距離でシュートするもまたしてもGK西川にセーブされた。

 緊迫の展開が続いた後半81分、ついにスコアが動く。左サイドから山中がカットインし、ウーゴ・ヴィエイラがDFに付かれながらも強引にシュート。GK西川の右を抜きゴールネットを揺らした。マリノスが先制に成功。

 終盤の猛攻を耐え抜き、このまま1-0で試合終了。横浜F・マリノスが今季リーグ戦初勝利を飾った。一方の浦和レッズは今季リーグ戦4試合未勝利となった。