
14日に行われたAFCチャンピオンズリーググループステージ第4節、セレッソ大阪対ブリーラム・ユナイテッド。
今回は試合におけるセレッソのマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、セレッソの監督とレフェリーについての分析、評価をする。

セレッソMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):山口蛍
中盤で持ち前のボール奪取能力を見せ、相手の攻撃の芽を摘んだ。杉本のクロスをアシストするなど、攻守両面で存在感を発揮した。

セレッソTHW(ザ・ハード・ワーカー):杉本健勇
前線で起点になろうとはしていたが相手のマークに苦しみ、クロスに飛び込む以外ではゴールを脅かす場面は少なかった。それでも試合終盤にチームを救うゴールを決めたのはさすが。

セレッソMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):水沼宏太
特に試合の立ち上がりにミドルシュートや相手ディフェンスラインの裏を狙う動きで積極性を見せたが、全体的に2トップとの呼吸が合わずイライラする場面も。75分の際どいシュートはゴールキーパーにセーブされた。

セレッソ監督:尹晶煥
失点は2点ともコーナーキックからニアサイドを突かれたもの。相手はセットプレー以外のチャンスはほとんどなかっただけに、チームとして対策をしておくべきだった。連戦の疲れがあるのか運動量が少なく、2トップが孤立して動き出しが乏しいため簡単なミスが目立った。後半はサイドの選手のポジショニングをある程度改善し、左右のクロスから2得点を挙げる修正力は見せた。前線の連動性が欠けていただけに、もっと早い時間帯に選手交代で活性化を図っても良かった。

主審:モハナド・サライ
全体的に笛を吹きすぎず、うまく試合をコントロールできていた。イエローカードが試合終盤の1枚だけなのもそれを象徴している。選手がエキサイトした場面でも落ち着いて対応していた。

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