ワールドカップ 代表チーム

豪州代表監督に元仙台の指揮官アーノルド氏が就任。ロシアW杯後から指揮することに

 オーストラリア代表監督に元ベガルタ仙台の指揮官グラハム・アーノルド監督が就任することを8日、オーストラリアサッカー連盟(FFA)が発表した。

 アーノルド氏は現役時代オランダ、ベルギーなどでプレー。1997年から1年半に渡ってサンフレッチェ広島に所属していた。2001年に現役を退いだ後は指導者に転身。監督として、2014年にベガルタ仙台で指揮を執ったものの、公式戦で勝利を収めることなく4月に退任。現在はシドニーFCの監督に就任している。

 そんな、アーノルド氏はロシアW杯後から2022年のカタール大会終了までの契約で合意にした。同監督は2006年に続いて2度目の代表指揮官就任となる。そんなアーノルド氏は「代表チームを指揮できるのはとても名誉なこと。このタイミングは完璧だと思っています」とコメントを残している。

 オーストラリア代表は現在、横浜F・マリノスで指揮しているアンジェ・ポステコグルー監督の下、ロシアワールドカップ2018の大陸間プレーオフを制して本大会出場権を獲得。しかし、同監督は昨年11月に退任し現在、W杯準優勝の経験をもつオランダ人のベルト・ファン・マルヴァイク監督が指揮することとなっている。