セリエA Jリーグ

2018年Jリーグ開幕戦は、引き分けで終わる。ハーフナーが終了間際に同点弾

 J1リーグが23日開幕を迎え、サガン鳥栖対ヴィッセル神戸が鳥栖スタジアムで行われた。Jリーグでは、初となる開幕金曜日開催となっている。

 サガン鳥栖は、ビクトル・イバルボがベンチ外。FW趙東建、FW小野裕二、FW田川亨介を起用している。また、指揮はインフルエンザのマッシモ・フィッカデンティ監督に代わり、ブルーノ・コンカコーチが執っている。

 ヴィッセル神戸は主将のMFルーカス・ポドルスキを起用。さらに、新加入のMF三田啓貴とDF那須大亮がスタメンに名を連ねている。同じく新加入のFWウェリントンとMFティーラトンは、ベンチスタートになった。

 試合開始早々の2分、DFラインの裏を取りDF那須大亮と入れ替わる形で抜け出した田川亨介。すると那須が田川の肩に手をかけエリア内で転倒。これがファールの判定となり、鳥栖にPKが与えられた。

田川は自身が得たPKのキッカーを務めると、冷静にゴール右端に沈めた。今季のJ1初ゴールは、試合開始早々のPK弾という印象的なものになっている。

 後半はヴィッセル神戸優勢で試合が進んでいくが、同点ゴールを決めることが出来ない。すると、神戸は75分に、ムアントン・ユナイテッドから加入したタイ代表DFティーラトンを途中交代で出場させる。

 そして、ついに神戸が88分に同点に追いつく。ポドルスキのクロスからウェリントンが落とし、ハーフナー・マイクが左足でシュート。これがゴール右隅に決まった。

 試合はこのまま終了。前半は鳥栖の一方的な試合となり、後半は神戸の一方的な試合となった。1-1という結果は公平なものと言えるだろう。鳥栖は早く試合を終わらせようとしすぎたかもしれない。イバルボの不在も大きかった。