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ソフトバンクグループの孫正義社長、ベッカム氏らオーナー務める新クラブがMLS参入決定

 アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)は29日、元イングランド代表MFデビッド・ベッカム氏やソフトバンクグループの孫正義社長らがオーナーを務めるマイアミのクラブが、リーグ新規参入することを発表した。

 ベッカム氏の投資グループは4年前からフロリダ州南部でのクラブ設立に向けた準備を開始。アメリカ通信大手マステックやスプリント社のCEOなどが難航していたスタジアム用地確保に協力。スタジアム建設予定地の譲渡が承認されたことで、念願のMLS参入が実現した。

 レアル・マドリードからMLSロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍した時点で、ベッカム氏は新クラブ設立を目指していたようだ。移籍時の契約条項に「MLS新規参入費を通常1億5000万ドル(約163億5000万円)かかるところ、2500万ドル(約27億2500万円)とする」との権利が含まれていたという。

 本格的な参入は2020年ごろからとみられており、仮本拠地でのリーグ加入が濃厚。2021年までの新スタジアムの完成を目指す。 

 先日、メキシコ・パチューカに所属するMF本田圭佑もMLSの下部に相当するユナイテッドサッカーリーグ、オレンジカウンティSCの経営に参画したばかり。日本人のMLSヘの参入は今後も続いていくのか、注目が集まる。