プレミアリーグ リバプール

リバプール若手DF、女性への暴行容疑で裁判所へ。懲役6か月の可能性

 リバプールに所属するDFジョン・フラナガンは女性への暴行容疑で裁判所へ出頭した。2日、英『スカイ』ら複数のメディアが報じている。

 2017年12月22日15時20分にリバプール市内で暴力事件が起きた。フラナガンは18ヶ月間パートナー関係にあったレイチェル・ウォール氏に暴行を加えたとみられている。

 2日、フラナガンは初公判のためリバプール裁判所に出廷。弁護士のライオネル・グライグ氏は「被害者が声明を発表していない。関係に家庭内暴力の事例はなかった」と述べており、「両当事者は当時アルコールの影響を受けていた」と付け加えた。

 地方裁判所のウェンディ・ロイド氏は「パートナーを複数回暴行している監視カメラの映像がある」と述べており、現地メディアによれば懲役6か月が下される可能性があるという。判決は1月17日に下る見込みとなっている。

 リバプールの広報担当は「クラブはファーストチームのメンバーが事件に関与した疑惑について承知している」とし、「当局の確認が行われている段階のためこれ以上のコメントは控えたい」と述べている。

 19ヶ月にも及ぶ長期離脱から復帰したフラナガンだが、今季はリーグ杯3回戦のレスター・シティ戦1試合のみの出場。”リバプールのカフー”との異名を持つ、有望株だけに今後の奮起を期待したい。