ラ・リーガ セリエA

レアル、GKナバスの後釜候補にミラン守護神ドンナルンマが浮上。ペレス会長も興味

 レアル・マドリードが、ミランGKジャンルイジ・ドンナルンマ獲得に動く可能性もあるようだ。31日、イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えている。

 現在マドリードで正GKを務めるケイロル・ナバスに対し、プレミアリーグのリバプールが興味を示し移籍の可能性を探っている。それに対してマドリードは、ナバス放出に向けた準備を着実に進めている模様だ。

 その補強候補の1人とされているのが、ミランの若き守護神ドンナルンマだという。ミランは今夏の大型補強にも関わらず不振が続いており、セリエA第11節終了時点で8位と来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に黄色信号が灯っている。万が一CLへの出場権を逃すことになれば、主力選手の放出は避けられないだろう。

 マドリード会長フロレンティーノ・ペレス氏がドンナルンマへの興味を明かしており、獲得に向け本格的に動き出す可能性は無きにしも非ずだ。

 またスペイン『ディアリオ・ゴル』によると、今夏の移籍市場で実現しなかったマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアへの関心も未だに薄れていないと報じられている。

 果たしてナバスが抜けた後、マドリードのゴールマウスを誰が守るのか。最有力候補は不透明のままだが、主力選手引き抜きをほのめかされるミランの心中は決して穏やかではないはずだ。