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元W杯王者ザッカルド、『LinkedIn』で就活の末ついにマルタのクラブに“就職”「ELを目指したい」

 今夏にSNSで移籍先を探し話題になっていたクリスティアン・ザッカルドがついに再発進先を発見したようだ。5日イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ドイツで行われた2006年ワールドカップ優勝メンバーでミランに所属していたこともあり華やかな経歴を持つザッカルドだが移籍先が見つからず『LinkedIn』というSNS上でそれを探していた。そしてついにマルタ共和国のチームのハムルーン・スパルタンズと契約することに成功した。35歳という年齢ながらいくつかのオファーは届いていたが同クラブの誠意そしてプロジェクトに感銘を受けたようだ。

「(他クラブのオファーは)口先だけだったよ。計画性が無かった。ただこのクラブだけは違ったんだ。彼らにとって僕が本当に重要な獲得目標であると感じることができた。彼らはビジネスそしてマーケティングにおける計画も持っているみたいだしね」

「僕は2006年ワールドカップ優勝経験者だ、彼らを国内リーグ3位以内になれるよう助けたい。そのことでヨーロッパ・リーグのプレーオフにも出場することができる」

 ハムルーン・スパルタンズのユニフォームはミランのそれに似ている。そのためからもミラン時代に使用していた81番を選んだ。この元世界王者のは15日、アウェイで首位のグジラ戦でデビューする。難しい試合ではあるがザッカルドのマルタでのこれからの活躍に期待したい。