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元ミラン監督のサッキ氏、昨季CL決勝のユーべに疑問視「彼らは15分しかプレーしていない」

 元ミラン監督のアリゴ・サッキ氏は昨季のCL決勝におけるユベントスの戦い方に対して疑問をいだきつづけているようだ。10日、イタリア『メディアセット・プレミアム』が伝えている。

 かつて1980年代後半、ミランに1度のスクデットと2度のUEFAチャンピオンズカップのタイトルをもたらしているサッキ氏は、「彼らは15分しかプレーしていない。残りの時間はリトリートしてしまい、ただ単純にディフェンスとカウンターアタックを繰り返しているようにしか見えなかった」と自身の見解を示している。また同氏は「彼らは攻撃面でのポテンシャルを最大限に生かせなかった。なぜこのような戦術をとったのかアッレグリからぜひ聞きたいと思っている。おそらくチーム全体のコンディションで何らかの問題があったとは思う」とコメント。ユベントスのアッレグリ監督がとった戦術の意図を知りたいようだ。

 ユベントスは昨季もスクデット6連覇、コッパイタリア3連覇を成し遂げるなどイタリア国内では圧倒的な強さを見せていた。しかしカーディフで行われたCL決勝ではレアル・マドリードに1-4で惨敗を喫している。