カルロ・アンチェロッティ監督の3つの記録

カルロ・アンチェロッティ監督 写真提供:Getty Images
本日6月10日に58歳の誕生日を迎えたカルロ・アンチェロッティ監督。世界で最も成功を収めた指揮官の一人である同氏の偉大なる3つの記録を紹介する。
チャンピオンズリーグにまつわる記録

CLを3度制したカルロ・アンチェロッティ監督 写真提供:Getty Images
アンチェロッティ監督はミランで二度、レアル・マドリードで一度、計3度チャンピオンズリーグを制した。
これは1970年代から80年代にリバプールを指揮したボブ・ペイズリー監督と並んで歴史上最多優勝である。また、CL史上を異なる2クラブで優勝した4人の監督の一人でもある。
アンチェロッティ監督は4回の決勝進出で3度ビッグイヤー(CL優勝トロフィー)を掲げた。これは同監督ただ一人が達成した偉業となっている。
クラブ・ワールドカップにまつわる記録

異なる2つの欧州クラブでクラブW杯を制したアンチェロッティ監督 写真提供:Getty Images
アンチェロッティ監督は異なる2つの欧州クラブでクラブ・ワールドカップを制した唯一の監督である。
同監督は3度(インターコンチネンタルカップも含む)クラブW杯に参加したが、2003年はボカ・ジュニアーズにPK戦の末敗れている。しかし、2007年にミランで、2014年にレアル・マドリードで優勝を成し遂げた。
リーグ優勝にまつわる記録

5大リーグのうち4リーグで優勝したアンチェロッティ監督 写真提供:Getty Images
アンチェロッティ監督は5大リーグ(セリエA、プレミアリーグ、リーグ・アン、ブンデスリーガ、リーガ)のうち4つのリーグで優勝した唯一人の監督である。
アンチェロッティ監督は2003/2004シーズンにミランでセリエAを優勝すると、チェルシーで2009/2010シーズンにプレミアリーグを優勝。その後、パリ・サンジェルマンで2012/2013シーズンにリーグ・アンを優勝し、バイエルン・ミュンヘンで2016/2017シーズンにブンデスリーガを優勝した。唯一レアル・マドリード時代にはリーガを優勝することができなかった。
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