【Fリーグ】第15節ハイライト 立川・府中が暫定2位に浮上! 名古屋と町田の頂上決戦は台風で延期に

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Fリーグ・ディビジョン1は9月29日と30日に第15節の5試合を各地で行った。注目を集めていた首位・名古屋オーシャンズと2位・ペスカドーラ町田による頂上決戦は、台風24号の影響により延期となっている。

29日には12位・アグレミーナ浜松が、10位・ヴォスクオーレ仙台をFリーグ初開催となった焼津シーガルドームに迎えた。勝てば最下位脱出も狙える浜松は、キャプテンのFP松浦勇武が先制点を挙げると、後半5分にもFP山本優典が追加点を挙げて2-0とリードを広げた。しかし、リーグ戦4連敗中の仙台も意地を見せ、後半13分と同19分にFP堀内迪弥が連続でゴールを決め、2-2の同点に追いつく。試合はこのまま2-2のまま終了。両チームともに連敗を止めることはできたが、2点をリードしていた浜松にとっては、より手痛いドローとなった。なお、仙台を救った堀内は、得点ランクの2位に浮上した。

浦安市総合体育館では、11位・バルドラール浦安と5位・シュライカー大阪が対戦した。前半からチャンスをつくる大阪だが、元日本代表GK藤原淳の牙城を崩すことができない。それでも後半8分にFP相井忍が先制点を決めると、同15分にもFPアルトゥールが追加点を記録する。守備でもGK檜山昇吾を中心に浦安の反撃をしのぎ、2試合連続となる無失点勝利で、勝ち点3をモノにした。



小田原アリーナでは、6位・湘南ベルマーレと9位・エスポラーダ北海道が対戦した。北海道が2点を先行する展開の中、湘南は日本代表のイラン遠征から戻ったばかりのFP内村俊太が1点を返して前半を折り返す。後半に入ると湘南がゴールラッシュを見せる。ブラジルから帰国したFP大徳政博の復帰後初ゴールなど、計4点を奪って5-3で勝利した。

墨田区総合体育館では、7位・フウガドールすみだと8位・Fリーグ選抜が対戦。新外国人選手FPガリンシャを獲得したすみだだが、この試合にはリーグの登録が間に合わず。それでも、ガリンシャと同じピヴォのFP大薗諒とFP清水誠也がゴールを決め、Fリーグ選抜の反撃をFP新井裕生の1ゴールに抑え、2-1で勝利した。

アリーナ立川立飛では、4位の立川・府中アスレティックFCと3位・バサジィ大分が対戦した。立川・府中は前半12分にFP完山徹一が左足でゴールを決める。後半立ち上がりには大分も反撃を見せたがGKクロモトの好セーブもあって得点を奪えない。逆に立川・府中は昨季のリーグ得点王であるFP渡邉知晃が決定力の高さを示して追加点を記録する。試合終盤、大分はパワープレーからFP田村研人がゴールを決めたが反撃もここまで。立川・府中は4連勝で大分と試合が延期された町田を抜き、暫定2位に浮上した。大分は日本代表FP仁部屋和弘が今季初出場を果たしたが、エースの復帰を白星で飾ることはできなかった。



■試合結果
アグレミーナ浜松 2-2 ヴォスクオーレ仙台
バルドラール浦安 0-2 シュライカー大阪
湘南ベルマーレ 5-3 エスポラーダ北海道
フウガドールすみだ 2-1 Fリーグ選抜
立川・府中アスレティックFC 2-1 バサジィ大分
名古屋オーシャンズ 延期 ペスカドーラ町田

▼△▼△▼△▼    順位表    ▼△▼△▼△▼
1位 : 名古屋オーシャンズ※    勝点40 / 得失点差 61
2位 : 立川・府中アスレティックFC 勝点31 / 得失点差 3
3位 : シュライカー大阪      勝点29 / 得失点差 23
====== プレーオフ進出 ======
4位 : ペスカドーラ町田※     勝点29 / 得失点差 11
5位 : バサジィ大分        勝点28 / 得失点差 12
6位 : 湘南ベルマーレ       勝点26 / 得失点差 1
7位 : フウガドールすみだ     勝点18 / 得失点差 -4
8位 : Fリーグ選抜        勝点14 / 得失点差 -18
9位 : ヴォスクオーレ仙台     勝点13 / 得失点差 -16
10位 : エスポラーダ北海道     勝点13 / 得失点差 -23
11位 : バルドラール浦安      勝点9 / 得失点差 -16
===== F1参入プレーオフ =====
12位 : アグレミーナ浜松      勝点8 / 得失点差 -34

※名古屋と町田は1試合未消化