【練習試合】立川・府中とすみだは2-2のドロー。すみだの新外国人FPガリンシャが1アシストデビュー

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[9.22 練習試合 立川・府中 2-2 すみだ 府中市総合]
Fリーグディビジョン1の立川・府中アスレティックFCとフウガドールすみだは22日、府中市総合体育館で練習試合を行った。試合はプレーイングタイムで20分×2本とランニングタイムの15分×1本が行われ、20分×2本は2-1ですみだが勝利したが、最後はパワープレーで立川・府中が追いつき、2-2で終了している。
立川・府中はFP皆本晃とFP内田隼太が日本代表の活動で不在。また、FP渡邉知晃、FP完山徹一、FPマルキーニョ、FP酒井遼太郎が欠場となり、サテライトのメンバーも多くメンバー入りした。一方、すみだは前日に加入が発表されたFPガリンシャが先発出場。またGK大黒章太郎とFP岡村康平が欠場した以外、ほぼベストメンバーが顔をそろえた。
序盤から試合の主導権を握ったのは、アウェーのすみだだった。約2分半ごとにセットを変えるすみだは強烈なシュートを枠に飛ばすが、GKクロモトがゴールを守った。前半7分にはGKクロモトがゴール前に投げたボールを受けたFP佐藤優志がシュートを決め、立川・府中が先制した。
少ないチャンスをモノにした立川・府中に対し、すみだも前半16分にFP栗本博生の速いボールに対してゴール前でFP清水誠也が合わせて得点を決め、1-1の同点に追いついた。
来日から間もなく、ボールタッチにミスもあったガリンシャだが、ボールが収まると状況に応じて突破も周囲を使うこともできるタレントを示した。すみだの選手たちも一つひとつのプレーを注視し、ガリンシャが相手をかわせば「おー!」と盛り上げる。このまま前半は1-1で終了した。
後半の立ち上がり、すみだが得点を挙げる。右サイドでFKを得ると、キッカーのガリンシャが出したパスを左ポスト前で受けたFP渡井博之が冷静にゴールへ流し込み、逆転に成功した。立川・府中もFP細田竜介が鋭いシュートを放つなど見せ場をつくったが、GK岸将太の好守もあって同点に追いつけない。18分には立川・府中FP青大祐が高い位置でボールを奪い、決定機を迎えたがシュートを枠に飛ばすことはできなかった。結局、20分ハーフでは2-1ですみだがリードした。
両チームはさらに15分ランニングタイムの3本目を行った。立川・府中はパワープレーを仕掛けて、同点ゴールを狙いにいく。終盤まで耐えていたすみだだったが、なかなかボールを保持することができない。残り34秒には、FP田中ヨシのパスから青がゴールを決め、立川・府中が同点に追いついた。このまま試合は3-3で終了。すみだにとっては、リーグ戦の前にガリンシャを実戦で試せたこと、立川・府中にとっては若手を多く起用したことなど、両チームにとって実りのある一戦となった。