リーグ・アン モナコ

レアル会長、昨夏のムバッペ獲得失敗に対する後悔が未だに消えず

 レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は昨夏にパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得を逃したことを未だに悔やんでいるようだ。18日、フランスメディア『RMC Sport』がこれを伝えている。

 ムバッペは、昨夏の移籍市場でマドリードやプレミアリーグの強豪クラブなどメガクラブが獲得にこぞって関心を示していた中、モナコから同じリーグアンのライバルであるパリ・サンジェルマン(PSG)へレンタルで加入している。またPSGはこの取り引きで1億8000万ユーロ(約230億円)の買い取りオプションを盛り込ませている。

 しかし今年5月末にモナコのバイデム・バシリエフ副会長は昨夏にマドリードが同額の1億8000万ユーロで同選手の獲得オファーを提示していたことを明かし、かつ選手本人がPSG行きを強く望んでいたことも明言している。

 そしてバシリエフ副会長はこの夏もインタビューにて「私がフロレンティーノと会うたびに、彼はムバッペの件で後悔していることを話している。彼は私に責任を負わせているが、これは選手の意思に依存していたことだ」と語っており、依然としてマドリード会長が同選手獲得失敗を引きずっていることに言及。

 ただムバッペ本人については「マドリードと我々の関係は強力なものであり、我々はともに彼の成功を祈っている。彼は将来バロンドールを受賞するだろう」と語っており、両クラブともに今後の成功を祈っているようだ。