
ファジアーノ岡山出身である日本代表MF佐野航大は先日、オランダ1部NECナイメヘンからMF堂安律の古巣であるPSVアイントホーフェンへ完全移籍。移籍直前の振る舞いを巡り、ナイメヘン関係者から怒りの声が挙がるなか、本人が移籍の裏側を明かしている。
同選手は15日、オランダ『デ・テレグラフ』のインタビューで、PSV移籍を回顧。ナイメヘンとはUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦(対オリンピアコス)2試合でプレーしてから、PSVへ完全移籍することで合意していたものの、1stレグの試合当日にディック・シュロイダー監督に対して「プレーできない」と申し出たことについて、以下のように語っている。
「それは僕にとって非常に難しい決断だった。以前にも移籍のチャンスはあったのですが、毎回実現しなかった。そして今回、合意に至った。怪我のリスクや移籍が破談になるリスクを冒してまでプレーするべきなのか?もしそれで大きなミスを犯したらどうなるだろう?リスクを冒さないことに決めたが、簡単な決断ではなかった」
PSV移籍直前の公式戦欠場を巡っては、ナイメヘンのテクニカルディレクターを務めるカルロス・アルバース氏が、オランダ『デ・ヘルダーランダー』のインタビューで「彼は我々との約束を破った」と批判している。
選手本人はシュロイダー監督との最後の会話について「監督に伝えるのは辛かった。彼には感謝の気持ちでいっぱいだし、僕の成長にとって彼はとても重要な存在だった」と複雑な思いを覗かせている。
ナイメヘンがCL予選3回戦を突破して「とても嬉しく思っている」と述べた佐野。「ナイメヘンで過ごした素晴らしい時間に感謝している」と古巣への恩は忘れていないようだ。
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