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アルビレックス新潟退団トーマス・デン巡り2クラブ争奪戦!ゲリアから金言の過去

トーマス・デン 写真:Getty Images

 オーストラリア代表DFトーマス・デンは、2024シーズン限りでアルビレックス新潟を退団。Jリーグでのプレー続行を期待する声が挙がる一方、複数クラブからの関心が報じられている。

 現在27歳のデンは、東京五輪のU24オーストラリア代表メンバー。浦和レッズに2シーズン在籍した後、2022年から3シーズンにわたり新潟でプレー。浦和在籍時に抱えていたグロインペイン症候群(股関節痛)から解放されると、2023シーズンにJ1リーグ戦26試合でプレー。2024シーズンもリーグ戦で30試合に出場したが、同年11月28日に契約満了による退団が公式発表されていた。

 デンの去就を巡っては、オーストラリア紙『シドニー・モーニングヘラルド』のルガーニ記者が1月9日に「オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーとウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCがデンの争奪戦を展開」とリポート。Jリーグ他クラブからの関心の有無には触れていないが、母国復帰に向かっている可能性があるという。

 一方で新潟はデンにかわるディフェンダーとして、かつてジェフユナイテッド千葉でプレーしていたオーストラリア代表DFジェイソン・ゲリアをメルボルン・ビクトリーから完全移籍により獲得している。

 日本で5年間プレーしたデンだが、2022年1月には当時J2所属だった新潟へ移籍した際、オーストラリアメディア『OPTUS SPORT』のインタビューで「かつてのチームメイトや、ゲリアをはじめJ2クラブでプレーしたことのある知り合いと話したよ。『J2は良いリーグだし、素晴らしい移籍だ』と言ってくれたね。J1からJ2へ移っても、リーグのクオリティはそこまで変わらないと思う」と、ゲリアから金言を授かったことを明かしていた。そんなデンの今後の成功を願うファン・サポーターは多いはずだ。