パウロ・フォンセカ新監督のもとで今季に臨んでいるミラン(イタリア1部)は、シーズン開幕からなかなか調子が上がらず、1試合未消化ながら現在のセリエAで8位に位置。首位のアタランタ(イタリア1部)とは14ポイントも離れている。
イタリア『トゥット・スポルト』によれば、1月に中盤の強化を目指すミランはトリノ(イタリア1部)でプレーするイタリア代表MFサムエル・リッチ(23)をメインターゲットに設定しているという。しかし、パス精度と視野の広さに定評のあるイタリア代表MFをトリノは1月に売却する意思はまったくないという。
その代替案としてミランはシュツットガルト(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表MFアンジェロ・スティラー(23)をリストアップしているという。今夏にはバルセロナ(スペイン1部)からの関心も浮上していた同選手の移籍金は2500万ユーロ〜3000万ユーロ(約40億9000万円〜約49億1000万円)だという。
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)下部組織出身のスティラーは、2020年10月にトップチームデビューを果たすと、ホッフェンハイム(同1部)でのプレーを経て、2023年夏にシュトゥットガルトへ移籍。高精度の長短のパスを織り交ぜたゲームメイク能力や卓越したボールコントロールを武器に今季はここまで公式戦2ゴール3アシストを記録している。
なお、ミランはそのほかにも、レアル・ベティス(スペイン1部)のアメリカ代表MFジョニー・カルドーゾや、ジェノア(イタリア1部)のデンマーク代表MFモルテン・フレンドルップなども獲得リストに含めているようだ。
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