J2降格のサガン鳥栖は、セレッソ大阪前監督である小菊昭雄氏の招へいを公式発表した一方、18日までにGK朴一圭やFW樺山諒乃介が退団。今後、複数選手の移籍が予想されるなか、リトアニア代表DFヴィキンタス・スリヴカのSNS投稿が話題になっている。
同選手は18日午後にインスタグラムを更新。鳥栖のスターティングイレブンや駅前不動産スタジアムのゴール裏の様子をアップすると、こう綴っている。
「この半年間で、インスタグラムの投稿1つですべてをまとめることは不可能なほど、多くのことを学び、経験した。J1残留という大きな目標には届かなかったけど、みんな同じようにサポート、愛、リスペクトを見せてくれた。僕たちは決して諦めず、すべてのトレーニングでパワーアップし続け、すべての試合で最後まで戦った。これだけの関係は、日本文化に深く根付いているものだと思うし、そうしたことを経験できて本当に幸せだったと感じている」
最後に日本語で「ありがとうございます!」とメッセージを送ったスリヴカ。自身の去就に関して、直接的な言及がないだけに、コメント欄では「来年も一緒に戦おう」「鳥栖にはヴィキが必要だよ」と鳥栖残留を願うメッセージが多い。ただ一方で、日本での経験について「幸せだったと感じている」と投稿していることから、「ヴィキは鳥栖退団なのかな…?」など、一部から同選手の退団を予想する声も挙がっている。
現在29歳のスリヴカは、セリエA(イタリア1部)ユベントスの下部組織出身。スコットランド1部ハイバーニアンへ、ギリシャ1部アポロン・スミルニ、ギリシャ1部PASラミアなどを経て、2024年夏に鳥栖へ移籍。7月14日のJ1第23節ガンバ大阪戦でデビューすると、その後はリーグ戦13試合でプレー。9月22日の第31節・東京ヴェルディ戦から最終節・ジュビロ磐田戦まで8試合つづけてスタメン出場も、チームをJ1残留に導くことはできなかった。
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