Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

残留争い渦中の札幌に痛手…主力2名の負傷をクラブが発表

スパチョーク 写真:Getty Images

 2024明治安田J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は第32節を終えて現在20チーム中19位。開幕から6試合勝ちなしとスタートダッシュに失敗し、今季2勝目を挙げた第14節ジュビロ磐田戦(1-0)以降も9試合勝ちなし(8連敗1分け)とかなり厳しい戦いを強いられていた札幌は、その後の第29節川崎フロンターレ戦で勝利を挙げ、ようやく最下位を脱出した。

 直近6試合に目を向けると、4勝1分1敗で勝ち点13を積み上げる猛追を見せ、残留争いを繰り広げるライバルチームにプレッシャーをかけている。しかし、そんな札幌に主力2名の負傷者が出てしまう。

 9月21日に行われた第31節町田ゼルビア戦での負傷について、MF宮澤裕樹は第5肋骨骨折および外傷性気胸、MFスパチョークは右ハムストリングス肉離れとクラブ公式ホームページが28日に発表。ファンからはSNSを通じて「まじかーヤバいな」「宮澤はやっぱ折れてたか…」「1日も早い回復をお祈り申し上げます」という声があがっている。

 宮澤はここまで16試合に出場。今季リーグ戦初勝利となった試合では決勝ゴールを記録している。一方のスパチョークもここまでリーグ戦18試合に出場し2得点しており、チームにとっては痛すぎる戦力喪失に違いない。

 勝ち点29で19位の札幌は、勝ち点35で残留圏ギリギリの17位柏レイソルと僅か6ポイント差。勝利した第32節京都サンガ戦同様、全員がハードワークを怠らずにプレー出来れば、勝ち点を積み重ねて残留圏に位置するチームの尻尾を掴むことが出来るだろう。