北海道コンサドーレ札幌所属MF小林祐希は、チームメイトであるDF西大伍との対談で韓国1部・江原FCのチェ・ヨンス監督を酷評。そのチェ・ヨンス監督が今月15日、成績不振により解任。かつてサガン鳥栖、セレッソ大阪、ジェフユナイテッド市原・千葉を率いていた尹晶煥氏が、チェ・ヨンスにかわって江原FCを指揮することになった。
チェ・ヨンス氏は現役時代にジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)や京都パープルサンガ(現京都サンガ)、ジュビロ磐田でプレー。引退後は韓国1部FCソウルや中国1部・江蘇蘇寧を率いると、2021年11月から江原FCの監督を務めていた。
しかし江原FCは今季ここまでリーグ戦18試合を終えて2勝6分10敗。勝ち点12の11位と低迷しているほか、チーム全体のゴール数がリーグ最少の「11」と決定力不足を露呈していた。
Jリーグと縁のあるチェ・ヨンス監督のもとでは、小林がプレー。同選手は2022シーズンに江原FCでプレーしていたものの、リーグ戦での先発出場はわずか6試合。6月末以降5試合つづけてベンチから外れてセカンドチームに送られると、7月にヴィッセル神戸へ完全移籍している。
その小林はチェ・ヨンス監督の指導について、西のYouTubeチャンネルで公開された対談動画で以下のようなコメントを残している。
「自分の思ったプレーをしない選手は、すぐセカンドチーム行き。(監督が)ミスした選手の名前呼んで、ライン際で殴るフリとかするんですよ。(監督は現役時代に日本にいたから)差別はないけど、罰則が激しい」
「ゴール前でゴールキーパーと1対1になってる選手がいて、横に味方がいて流せば簡単にゴールできるところを自分でシュートを打って外した。そしたら、そいつ2ヶ月くらいセカンドチームから上がってこれなかった」
「練習中みんなビクビクしている。監督が次パス出す人の名前を叫ぶ。結構安パイなプレーする練習ばかり。仕掛けるやつが見ない。プレー中だけでなく、『食事中に喋るな』とか軍隊的なルールもあったので難しかった」
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