明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズは、ブラジル1部サントスからのブラジル人MFディエゴ・ピトゥカ(30)獲得オファーを再び却下したようだ。6日、ブラジルメディア『UOL』が伝えている。
ピトゥカの去就についてはブラジルメディア『TV Cultura Litoral』が今年7月、本人がクラブ内で起こった複数の出来事に対して不満を抱いていると報道。これをきっかけにブラジル国内でサントス復帰の憶測が駆け巡ったが、同選手の代理人と鹿島アントラーズ幹部による会談をへて残留という結論に至っていた。
また米メディア『TNTスポーツ』ブラジル版の報道によると、サントスがレンタルでのピトゥカ再獲得を狙ったのに対して、鹿島アントラーズは完全移籍での放出のみを容認。契約解除金満額である400万ドル(約5億3000万円)の支払いを求めていた。
それでもサントスは今季終了後にも、再び鹿島アントラーズに対してピトゥカ獲得オファーを提示した模様。『UOL』はサントスのオファー内容を「素晴らしいもの」とした上で「鹿島アントラーズは交渉に興味を示さなかった」と伝えている。
なおピトゥカ本人は先月、ブラジルメディア『Diario do Peixe』の公式YouTubeチャンネルに出演。「僕は鹿島アントラーズで幸せだし、家族も(日本の環境に)慣れている。(鹿島アントラーズとの)契約はあと1年残っているけど、本当にサントスに戻りたいんだ。ブラジルでの最初の選択肢はつねにサントスで、サントス以外のチームは考えてないね」と今後のキャリアプランを語っている。
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