横浜F・マリノスは21日、サンフレッチェ広島からDF和田拓也を1年間の期限付き移籍で獲得したことを公式発表している。
和田拓也は2013年夏に大宮アルディージャに加入し4年半にわたり在籍すると、サンフレッチェ広島へ移籍。そのサンフレッチェ広島では昨季に不動の右サイドバックとして明治安田生命J1リーグ32試合で先発フル出場を果たしていた。
ただ今季は城福浩監督が3バックシステムを採用していることもあり、ここまでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ2試合の出場にとどまっていた。
一方、第4節を終えて2勝1分1敗と好成績を残している横浜・マリノスは、DF高野遼が右膝前十字靱帯損傷により約8ヵ月の戦線離脱を強いられるなどサイドバックの選手層に不安を抱えていたこともあり、緊急補強を決断したものとみられる。
和田はシーズン開幕後での横浜F・マリノス加入について「はじまめして。サンフレッチェ広島から移籍してきました和田拓也です。歴史と伝統あるクラブに加入することができ、とても楽しみにしています」
「自分の経験を活かしてチームに貢献できるよう頑張りますので、これから応援よろしくお願いします」と意気込みを語っている。
また今季序盤まで過ごしたサンフレッチェ広島に対しては「この度、横浜F・マリノスに移籍することになりました。チームがリーグ戦とACLを戦う忙しい時期に移籍を認めてくださったことに感謝しています」
「1年間という短い間でしたが、最高のチームメートととても充実したシーズンを過ごすことができ、素晴らしい経験ができました。たくさんの応援ありがとうございました」とコメントを残した。
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