日本代表・海外組 Jリーグ

海外組・Jリーグ日本人選手ベストイレブン【2026年8月22日〜23日】

鎌田大地 写真:アフロスポーツ

MF鎌田大地(クリスタル・パレス/プレミアリーグ)

開幕戦からフル出場は信頼の証

8月22日:プレミアリーグ第1節/エバートン vs クリスタル・パレス/ヒル・ディッキンソン・スタジアム(アウェー)

エバートン新スタジアムのこけら落としとなる一戦だったこの試合。パレスは0-2で敗れたもののフル出場し、中盤で存在感を示した。現地メディアの評価は賛否両論で、中盤での奮闘を伝えるものと、目に見える結果を求める声もあった。第2節のホーム開幕戦の相手は強豪マンチェスター・シティだが、長年チームを率いたペップ・グアルディオラ監督の退任や、チームの顔だったロドリのバルセロナ移籍、FAコミュニティ・シールドでのアーセナル戦の惨敗(8月16日/プリンシパリティ・スタジアム/0-3)もあり、本調子には程遠い。次戦での挽回にも期待したい。


前田大然 写真:アフロスポーツ

MF前田大然(イプスウィッチ・タウン/プレミアリーグ)

辛口のイギリスメディアも認める貢献度

8月22日:プレミアリーグ第1節/イプスウィッチ・タウン vs サンダーランド/ポートマン・ロード(ホーム)

スコットランドのセルティックから、1,000万ポンド(約21億8,000万円)の移籍金で、念願のプレミアリーグ上陸を果たした前田。その初戦、いきなり先発出場し、後半35分までプレー、チームも2-1で勝利した。デビュー戦で勝利に貢献し、辛口で鳴らす英国メディアも概ね高評価。得点はなかったが、今後のゴールに期待が集まる。


佐藤龍之介 写真:アフロスポーツ

MF佐藤龍之介(バレンシア/ラ・リーガ)

“日本人鬼門のリーグ”で及第点以上の初陣

8月22日:ラ・リーガ第2節/バレンシア vs セルタ/メスタージャ(ホーム)

J1のFC東京からスペインの名門に完全移籍を果たした19歳のアタッカーは、プレシーズンマッチでも好アピールを続け、開幕スタメンの座をつかんだ。57分間プレーし、試合は0-0の引き分けに終わったが、昨季終盤まで残留争いしていたことを思い返せば、まずは勝ち点1を得た点をポジティブに捉えたい。交代の際には、バレンシアのサポーターから“なぜ交代させるんだ?”という意味を込めたブーイングが起きたという。初陣で多くのチャンスメークに関与し、現地メディアからも適応力を高く評価された。サポーターの反応も上々で、今後の活躍にも期待だ。


松木玖生 写真:アフロスポーツ

FW松木玖生(サウサンプトン/EFLチャンピオンシップ)

サウサンプトン攻撃陣の中心的存在

8月22日:EFLチャンピオンシップ/サウサンプトン vs ストーク・シティ/セント・メリーズ・スタジアム(ホーム)

2025年夏にトルコのギョズテペへのレンタルからサウサンプトンに復帰した松木。昨季はリーグ戦を4位に終えてプレーオフに進出したが、練習場盗撮問題により昇格を逃す形となってしまった。8月16日の敵地でのリーグ開幕戦、ワトフォード戦(1-2/ビカレージ・ロード)からスタメン起用され、第2節のストーク・シティ戦もスタメン出場し精力的にプレー。右サイドでキープ力を発揮し、攻撃の起点となった。現地メディアはボールタッチの課題を指摘しつつも、全体的な貢献を及第点と評価。プレミア昇格争いの中で代表入りへのアピールを続けたい。


鈴木章斗 写真:アフロスポーツ

FW鈴木章斗(サンフレッチェ広島/J1リーグ)

J1得点ランキング上位の活躍

8月22日:J1第3節/サンフレッチェ広島 vs 川崎フロンターレ/エディオンピースウイング広島(ホーム)

2026年に加入し、背番号「10」を背負う鈴木は開幕3戦フル出場し、日本人トップとなる3ゴールを記録している。川崎戦では1-1の引き分けに終わったが、シュート5本を放つなど積極的にゴールを狙い、攻撃のけん引役として存在感を示した。湘南ベルマーレ在籍時(2022-2025)の活躍ぶりを考慮すれば、未だにA代表未招集であることが不思議なくらいだ。この夏に23歳になったが、この調子なら、2022年のU-19日本代表招集以来の代表入りも見えてくるだろう。


西村拓真 写真:アフロスポーツ

FW西村拓真(町田ゼルビア/J1リーグ)

途中出場ながら早くも2ゴール

8月23日:J1第3節/町田ゼルビア vs 浦和レッズ/国立競技場(ホーム)

開幕3戦とも途中出場だが、早くも2得点を記録している西村。90分間平均得点に換算すると脅威の「1.855ゴール」。29歳だが、Jリーグ(ベガルタ仙台)を皮切りに、ロシア(CSKAモスクワ/2018-2020)、ポルトガル(ポルティモネンセ/2020)、スイス(セルヴェット/2024)と、海外経験も豊富だ。第2次森保ジャパンにも招集されたが、W杯(FIFAワールドカップ)北中米大会メンバー入りはならなかった。決定力はもちろん、スペースへの侵入、ラインブレークの技術にも優れ、非保持時のプレスバックも怠らない万能型FWで、このような選手がベンチに控えていることが町田の強さでもある。基本的にどんな戦術でも適応できる器用さがあることで、アジアカップ、また大岩ジャパンへの招集があっても驚きではないだろう。

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名前:寺島武志

趣味:サッカー観戦(Jリーグ、欧州5大リーグ、欧州CL・EL)、映画鑑賞、ドラマ考察、野球観戦(巨人ファン、高校野球、東京六大学野球)、サッカー観戦を伴う旅行、スポーツバー巡り、競馬
好きなチーム:Jリーグでは清水エスパルス、福島ユナイテッドFC、欧州では「銀河系軍団(ロス・ガラクティコス)」と呼ばれた2000-06頃のレアルマドリード、当時37歳のカルロ・アンチェロッティを新監督に迎え、エンリコ・キエーザ、エルナン・クレスポ、リリアン・テュラム、ジャンフランコ・ゾラ、ファビオ・カンナヴァーロ、ジャンルイジ・ブッフォンらを擁した1996-97のパルマ

新卒で、UFO・宇宙人・ネッシー・カッパが1面を飾る某スポーツ新聞社に入社し、約24年在籍。その間、池袋コミュニティ・カレッジ主催の「後藤健生のサッカーライター養成講座」を受講。独立後は、映画・ドラマのレビューサイトなど、数社で執筆。
1993年のクラブ創設時からの清水エスパルスサポーター。1995年2月、サンプドリアvsユベントスを生観戦し、欧州サッカーにもハマる。以降、毎年渡欧し、訪れたスタジアムは50以上。ワールドカップは1998年フランス大会、2002年日韓大会、2018年ロシア大会、2022年カタール大会を現地観戦。2018年、2022年は日本代表のラウンド16敗退を見届け、未だ日本代表がワールドカップで勝った試合をこの目で見たこと無し。
“サッカーは究極のエンタメ”を信条に、清濁併せ吞む気概も持ちつつ、読者の皆様の関心に応える記事をお届けしていきたいと考えております。

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