
川村拓夢(サンフレッチェ広島)
今夏はFW浅野拓磨のチーム復帰や、GK大迫敬介の海外移籍消滅など、話題の多くあったサンフレッチェ広島。そんなクラブには、浅野ともう1人頼もしい選手の復帰があった。オーストリアのレッドブル・ザルツブルクから約2年ぶりに帰ってきたMF川村拓夢だ。
オーストリアの地では、怪我の影響などもありなかなか目立った活躍の出来なかった川村。しかし、過去Jリーグでの活躍は多くのファンが知るところであり、開幕戦では早速その違いを見せつけている。
復帰後即先発とはならなかったが、8月8日、エディオンピースウイング広島で行われたジェフユナイテッド市原・千葉との開幕戦(3-0)で後半終了間際の時間帯に投入されると、そこからわずか3分でゴールをマーク。早速自らも身を置くことになる、MF川辺駿やMF中島洋太朗らとのポジション争いに楔を打ち込んで見せた。
過去広島では、2022年から渡欧する2024年夏まで毎年複数ゴールを挙げており、得点力も大きな魅力の川村。今夏FW陣に移籍が相次いだ広島にとっては、新たな得点源としても期待したい選手の1人であることは間違いない。海外では飛躍を遂げられなかったが、再び広島の心臓としてチームをタイトルに導くことができるのか注目だ。

藤井智也(清水エスパルス)
今夏、MF宇野禅斗やMFマテウス・ブエノといった主軸を失いながらも、攻守に多くの即戦力を迎えて新シーズンをスタートさせた清水エスパルス。名古屋グランパスとの開幕戦では、ベンチメンバーも含めると実に6名もの新戦力が名を連ねている。
そんな中、早速起用に応えて見せたのがMF藤井智也だ。8月8日、豊田スタジアムで行われた名古屋グランパスとの開幕戦(1-0)、拮抗したゲーム展開の中で左サイドから突破を試みると、前半終盤にエリア内からのクロスで先制点をアシスト。エースFW北川航也の今季初ゴールをお膳立てして見せた。
藤井が先発した左サイドのポジションは、百年構想リーグではMFカピシャーバの務めることが多かったポジション。当然今後も熾烈な序列争いが繰り広げられるのは間違いない。自身でのゴールはもちろん、開幕戦のアシストを皮切りに新旧頼もしい前線の選手たちへの優れた供給役となれるのか注目だ。
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