
ヴィッセル神戸とセレッソ大阪の関西Jクラブアカデミーで育ったFW阪井鷹斗が、現在モンテネグロ2部のイスクラでプレーしている。2020年に海外へ渡ってから7年目を迎えた今シーズン、チームは昇格争いを展開している。
阪井はセレッソ大阪ユース時代、腰の分離症を発症。思うようにプレーできない時期が続く中、高校2年時には「海外でやる」という進路を自ら描くようになった。
もともと幼少期から欧州サッカーを身近に感じる環境で育っており、海外挑戦への心理的ハードルは低かったという。
最初の挑戦地となったのはオーストラリア。その後、ポーランドを経て現在はモンテネグロでプレーしている。
特にポーランド時代には、自身のプレースタイルを大きく変える必要があった。「相手と接触しないようなプレーでは通用しなかった」と振り返り、スピード重視からフィジカル強化へ方向転換。海外挑戦当初から体重を約10キロ増やし、現在はポストプレーや球際の強さを武器としている。
モンテネグロでは、「献身性」が高く評価されているという。前線から守備を続ける姿勢や、ハードワークするスタイルは現地選手には少なく、「日本では当たり前のことが、海外では武器になる」と語った。
一方で、日本人選手の課題として挙げたのはコミュニケーション面だった。
阪井は、「言葉より先に行動で示すことが大事」と強調。英語や現地語を話せなくても積極的にチームへ溶け込んでいく外国人選手たちの姿を見て、自ら飛び込む姿勢の重要性を実感したという。
さらに、海外挑戦を迷う若手選手へ向けては、「自分の武器を一言で言えるなら、絶対に海外へ出るべき」とメッセージ。「もし上手くいかなくても、その時は迷いなく次の決断ができる」と、自身の経験を踏まえて語っている。
現在の目標はUEFAチャンピオンズリーグ出場。関西Jクラブ育ちのFWは、今日もモンテネグロの地で夢を追い続けている。
阪井鷹斗のフルインタビューはユーロプラス公式noteで公開されている。
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