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リーズ田中碧、鈴木唯人と共闘浮上!6クラブ以上関心!本人が去就で「望んでいる」ことは?

田中碧 写真:アフロスポーツ

 リーズ・ユナイテッド所属MF田中碧は現在、プレミアリーグでの出場機会が限定。MF守田英正(スポルティングCP)にかわり、FIFAワールドカップ北中米大会で日本代表メンバーから落選する可能性もあるが、一方でドイツ『スカイ』は、日本代表MF鈴木唯人擁するSCフライブルクをはじめ複数クラブが田中獲得に名乗りを上げていると報じた。移籍金はリーズが2000万ユーロ(約37億円)を要求しており、今夏の去就は混沌としてきた。

 ドイツ国内ではハノーファー、ウニオン・ベルリン、シャルケも関心を示しているとされる。イングランドでも複数クラブが動いているが、最も注目すべきはフライブルクだ。同メディアは「田中の獲得競争において、フライブルクには一つ有利な点がある。それは、田中とフライブルクの相性が良いということだ。堂安律は最近フライブルクで成長を遂げ、ステップアップ移籍した。鈴木も今シーズン、著しい成長を遂げている」と指摘。鈴木との共闘実現が、獲得レースにおける「隠れた強カード」になり得るという見立てだ。

 田中自身はデュッセルドルフ在籍時にブンデスリーガへの適性を既に証明済み。ドイツ市場での”人気銘柄”ぶりは折り紙付きと言っていい。ハノーファー移籍が実現すれば、若手有望株であるDF松田隼風とコンビを組む可能性もある。

 だが、当の田中の意向は別にある。『スカイ』によれば「田中は現時点ではイングランドに留まることを望んでいる」とのこと。リーズの移籍金37億円要求と選手の残留意向、この二つが噛み合っているうちはいい。問題は、2部降格争いにも直結するリーズの台所事情と、W杯イヤーという”選手生命を賭けた一手”の重さだ。

 森保監督は代表選考において「所属クラブ稼働率と出場時間」を重視することを繰り返し強調している。田中がリーズに留まり続け、出場機会が改善されないとなれば、北中米W杯終了後に代表23人枠から完全に外れるリスクすら現実味を帯びてくる。『MOTリーズニュース』は2部降格時に残留という見方を示しているが、本人はあくまでも1部の舞台でプレーすることを望んでいるはずだ。