
アヤックス所属DF冨安健洋は、3月の国際親善試合(対スコットランド代表、イングランド代表)で日本代表に招集されたが、怪我で不参加に。FIFAワールドカップ北中米大会欠場の可能性が心配される一方、2026年夏の去就が不透明である模様。現時点ではアヤックス退団の可能性が高いという。
現地メディア『AD』は25日に「冨安健洋のアヤックス残留は困難」という見出しのもと、冨安の現状や去就を特集。「アヤックスのジョルディ・クライフ「TD(テクニカルディレクター)は厳しい監督と、日々成長を求める選手を望んでいる。冨安はまさにその資質を持ち、リーダーシップと対人の強さをもたらしている」とした上で、関係者から入手した情報をもとにこう報じている。
「問題は、クライフが冨安を説得できるかどうかだ。選手周辺の関係者は、その可能性を『小さいが完全にゼロではない』と見ている。その要因として、冨安の長期リハビリ、高額なアーセナル時代の給与、そして迫るワールドカップが挙げられている」
「冨安が現在アヤックスでプレーしていること自体が非常に特別だ。彼がアムステルダムに来た背景には、深刻な膝の負傷と、アーセナルが契約解除したという事実がある。アーセナルでは500万ポンド(約10億円)の年俸を受け取っており、これはアヤックスの給与体系には収まらない金額である」
「冨安はアヤックスでリハビリの最終段階を迎え、今夏のワールドカップに向けて最高のコンディションを整えることができた。トップコンディションに戻ることができるという点で、彼はアヤックスを“投資”と捉えた。それは冨安の人柄を表している。彼にとって重要なのは金銭だけではない。関係者によれば、彼はアムステルダムでの生活を楽しんでいるという。そしてそれがアヤックスにとってのチャンスでもある」
「それでも、先発出場が2試合あっただけではフィットネスに保証はない。アヤックスだけでなく、他クラブもこの日本代表DFの状態を注視している。アヤックスが時間をかければかけるほど、関心を持つクラブは増え、資金力で上回るクラブに競り負ける可能性が高まる。冨安は契約について話すことを望んでいないという」
「冨安は親しい関係者に対して、日本代表やワールドカップについてさえ語ろうとしなかった。彼はただコンディションを整えることに集中している。ワールドカップで、特にオランダ戦などで輝くためだ。もしその時点でアヤックスが契約締結に至っていなければ、クラブに勝ち目はないだろう。プレミアリーグからの関心も高まっている」
2026年6月にアヤックスとの現行契約が満了を迎える冨安。今はとにかくコンディション回復に注力しているとみられるが、果たして本人はどのような決断を下すのだろうか。
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